高校入試の神話(2)
県立高校の合格最低点についての噂はあとをたちません。
近隣の高校の噂では、
曰く
「下妻一高は400点なければ合格しない」
「下妻二高は320点必要だ」
などがよく聞かれます。
噂の根拠が学校の先生となるとより真実のように感じますが、中学校の
先生は「試験当日ある程度失敗しても合格するレベル」で言っている場合も
ありますので、注意して下さい。
噂を検証するときに大切なのは、二つの原則です。
1.高校の序列は長い間基本的に変わらない。
2.茨城県は公立優位な県なので、私立は滑り止めとなるケースが多い。
上記の原則と中学校での順位(実力テスト)、茨城統一テストの結果を合わせると
妥当な合格最低点予想できると思います。
噂は断片的な情報の集積であり、どこかに矛盾が見られます。
そして、噂は基本的に不安な方が信じやすくなっていて、マイナスの
作用を引き起こします。具体的には噂を信じて受験校を下げる場合です。
信頼できる指導者を持つことが如何に大切かおわかりになると思います。
シオンは進路指導に対して、徹底的に御説明させていただきご納得いただくことが
使命だと考えています。
(この項は続きます)