禁断の数学対策(3)ー再び不得意な生徒さんへ
中学2年生までの数学で重要なコツをお伝えしています。
前回までに中1の方程式まで完成すれば、中2は問題ないと申しあげました。
では、中2の範囲はどうでしょうか?
◎1次関数と1次方程式の関係をイメージできるかが焦点です。
「関数は方程式を図で表したものです。」
図から方程式を、方程式から関数(図)を変換できるようにしなければなりません。
◎三角形の合同を中心とする証明問題は二つの意味で重要です。
(1)高校入試で差がつきやすいので、得意分野にすると有利
(2)論理的な説明とは何かを教科として初めて体験し、高校数学の基礎となる
証明問題はすぐにあきらめてしまう分野ですが、頭をよくする勉強です。12月まで捨てないで勉強を続けましょう。
更に
◎「関数と図形の融合問題」が入試問題の定番です。
よくでるパターン問題をやってから、3年生に進みましょう。
ここで重要なのは
「証明問題」と「関数と図形の融合問題」は必ずできてもできなくても15分以上は考えるくせをつけて下さい。
考える習慣がつけば、高校入試は簡単です。