基礎力とは(1)
夏は基礎力を高める時期だと言われています。受験勉強を始めたばかりの
中学3年生はまず基礎力を固めることから始めましょうと学校でも言っています。
ですから塾の夏期講習には必ず基礎力を固めるための講座が並んでいます。
曰く「基礎力充実コース」「1、2年の基礎固めコース」等々
では基礎力とは何でしょうか?
●1,2年の総復習でしょうか?
●やさしい問題を解くことでしょうか?
シオンセミナーが考える基礎力とは
「難しい問題(応用的な問題)が解けるようになる力」
です。
難しい問題が解けるためには、やさしい問題を解けるところからスタートするのは
もっともなことです。ですが、やさしい問題だけをやっていても進歩しないのではないでしょうか。
水泳を例にすれば、泳げない人に最初に泳ぎ方を教えなければ上達しませんが、ある程度泳げるようになって、タイムを計測したりしなければ、そこからは上達しないかもしれません。タイムを上げるために泳ぎに負荷をかけることが必要です。この負荷が成長の原動力でしょう。
勉強での負荷は頭を使うことです。
ですから、基礎的な勉強の中で必ずやらなければならないのは
「頭を使う訓練」です。
数学を考えてみましょう。計算問題ばかりを夏休みにやって、応用的な問題を少ししかしなかった人が、秋に応用問題が解けるようになるでしょうか?
夏だからこそ、時間を無視してでも難しい問題にチャレンジすることが必要なのではないでしょうか?
夏期講習の宿題が、テレビの前でできてしまうものだったら、たぶん行っても無駄な勉強をしている可能性があります。
あなたはちゃんと頭を使って勉強していますか?
シオンセミナーは本当の基礎力をつけさせます。